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いつの間にやら毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居&ライブ・ときどき旅をメインに、日々の記録を積み重ねています。
初日
2009年10月21日 (水) | 編集 |
今日も死にたい気持ちでいっぱいだった。
それが表情に表れたのか、教科主任に「どうしたの?」と声をかけられた。彼は優しい人だ。
食欲はあいかわらずゼロ。
帰宅してしばらくは、ただ泣いていた。
昨日の段階では母親のことを思って泣いていたのに、気がつけば純粋な「悲しさ」だけが転がっていて、ただただ悲しくて泣いていた。
劇団に連絡を入れて、このまま永遠の眠りにつこうとも思った。
でも、約束は守らなければならない。
責任は果たさなければいけない。
泣きながら出かける用意をして、泣きながらバスに乗って、泣きながら電車に揺られて、泣きながら劇場に到着した。
到着した途端に様々な仕事をふられて、慌ただしくしている時は死ぬことを考えずにすんだ。
今日は初日なので、豪華なお弁当が支給された。
それを楽屋でゆっくり時間をかけて食べた。
最後の晩餐のつもりだった。
初日の公演を終えたら、今晩のうちに死のうと思っていた。
どうやったら死ぬことができるのか、そればかりを考えていた。
出番のギリギリ直前まで、死ぬつもりだった。

でも、お客さんがダンスに合わせて手拍子をしてくれた時、踊りながらめちゃくちゃ嬉しかった。
息を切らしながら踊っている最中、一瞬ふわっと気持ちよくなった。
終演後、役者さん・スタッフさんとともにロビーで飲んだビールが美味しかった。
この素敵な人たちと幸せな時間と空気を、私一人の我が儘で壊してはいけないと思った。
少なくとも、東京公演が終わるまで生きていよう。
その想いが少しずつ先延ばしされて、生きていけたら素晴らしいと思う。
とりあえず、生きてみよう。
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