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いつの間にやら毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居&ライブ・ときどき旅をメインに、日々の記録を積み重ねています。
悲しいなー
2010年03月07日 (日) | 編集 |
私が大好きで毎日更新を楽しみにしているブログで、
いわゆる「炎上」ということが起きて、
なんかすごく悲しくなった。

よく国語の授業などで「行間を読む」という言い方をするが、
ネットの世界では特に「行間を読む」必要性があると思う。
私の読みではブロガーさんの文章に悪意は感じられなかった。
そっけない文章にも読めるけど、読者に対する気遣いさえ感じられた。
しかし、コメント欄を読んでいくとわざと(としか思えない)悪意に読んでいる方々がいて。
それに反論する人、さらに悪意をあおる人、ぞんざいな言葉遣いで応戦する人、被害者を装って攻撃する人…。
なんだかなー、とため息が出た。胸が痛んだ。
「行間を読む」ことにまでマニュアルがいるのだろうか。
それとも、現代人の国語力が低下しているということなのだろうか。

文字という記号の向こうにいる作者の想いを、読み取ろうと努力すること。
ひいては相手を理解したいという姿勢。
そのものが欠けているのが現代人なんだろうか。
暗澹たる気持ちになった。
国語教育に携わった者としても。

直接顔を合わせて交流する場合、その情報のほとんどは言語以外のものから得るものだ、と何かで聞いたことがある。
つまり表情やしぐさ・印象といったものである。
ネットではそれらがない。情報源は言語のみである。
直接交流では有力な情報源でない言語に、全てが託されるのである。
言葉選びには慎重になってしかるべきであろう。
しかし現実には、キーボードを叩くだけの気軽さで言葉が流れ出していく。
それを「便利」と言うのかも知れないが…。

昔は「厳しい優しさ」というものがあったが、今は「優しい厳しさ」が横行している…という文章を先日読んだ。
「厳しい優しさ」とは、相手の将来のことを考えて現段階では厳しく受けとめられるであろう言動を取る、ということ。
それに対し「優しい厳しさ」とは、現段階の優しさのみを追及する厳しい姿勢、ということ。
そのブログでは「優しい厳しさ」ばかり主張するコメントが場を荒らしているように見受けられた。

「ネチケット」という言葉は、もはや死語らしい。
だが、匿名で語る世界の恐ろしさを忘れてはいけない。
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