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いつの間にやら毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居&ライブ・ときどき旅をメインに、日々の記録を積み重ねています。
「ザ・キャラクター」
2010年07月14日 (水) | 編集 |
NODA・MAP 第15回公演。当日券に並んで、立ち見で観た。
いやー…すんごい芝居だった。
言葉と文字と映像が襲ってくる…。
なんじゃあ、こりゃあ!と思った。

あのねー、正直言ってこの芝居ワカランです。
ワカランものが波のようにどんどんどんどん押し寄せてきて、
理解不能なままに津波に飲み込まれていく。そんな感覚だった。
そういや昔、夢の遊民社を観た時もこんな感覚だったなぁ。
そういう意味では、野田芝居は変わらないのかもしれない。
けど、今回の野田秀樹は昔の野田秀樹よりキビシイな、と思った。
甘やかさない。優しくない。つきはなした、厳しさ。
父性のような。
だから、野田芝居は変わったんだと思う。
「今」じゃなきゃやれないし観られない芝居だったと思う。
この時代の、日本という国の、ある程度の年齢以上の、日本人のための芝居。
そんな気がした。

帰り道、ずーっと「私は何を感じたんだろう?」って考えていて、
結局 腑に落ちる言葉がみつからない。
ワケワカランままである。
じゃあ、この芝居が不快だったのか?ってーとそんなわけじゃなく、
麻薬のような快感がある。
毒がまわっているのかもしれない。
野田秀樹、おそるべし。

芝居ってのはホントに生もので、瞬間的なものだ。
刹那なものだ。
だから、この時代にこの場所で出会えた奇跡を有り難く思う。
一期一会だねー。まったく。
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コメント
この記事へのコメント
No title
「ザ・キャラクター」で野田さんが我々につきつけたのは、ある意味では、我々のリアルな現在の姿ですよね。

リアルな状況から描き出された芝居でないのに、舞台で演じられているのは、僕たちのそのままの姿だと、僕は思いました。



これが演劇の力だと思います。

客席に媚びず迎合せず、過激に進化を続ける野田さんは、本当に凄い って思う舞台でした。
2010/07/14(水) 22:26:00 | URL | けものだ #79D/WHSg[ 編集]
No title
うん。

リアルという言葉は思いつかなかったけど、ドキュメンタリーみたいな芝居だったな、とは思った。

「ザ・キャラクター」の意味を勘違いしていたよ。

文字だったんだね。

意味深だよなー。



そうそう。

私はこの芝居で父性を感じたのだけど、同時にとっても左脳な芝居だと思ったよ。

ここ数年青い鳥の芝居ばかり観ていたんだけど、青い鳥の芝居は母性的で右脳的なんだよなー。

…って、この表現は理解してもらえるだろうか(笑)



けものだ氏に紹介してもらって、観られて、よかったよ。どうもありがとうね。
2010/07/14(水) 23:26:00 | URL | みやぢ #79D/WHSg[ 編集]
No title
「新潮」掲載の「ザ・キャラクター」の戯曲もあわせて読めたら読むとよいかもです。あ、もう先月号か。

ちなみに、こういう野田さんの剥き出しの表現の傾向は、「オイル」「ロープ」「ザ・ビー」の頃から特に強まってて、そのへんの戯曲は単行本で出てますから、どこかでみつけてみたら、手に取ってみてください。

是非、おすすめ。
2010/07/15(木) 10:55:00 | URL | けものだ #79D/WHSg[ 編集]
No title
あい。

機会があったら、読んでみます。

私は台詞ももちろんだけど、ト書きを読んでみたい。野田秀樹が何を思ってこの作品を書いたのか知りたい。

読んでもワカランかもしれんけどねー。
2010/07/15(木) 20:49:00 | URL | みやぢ #79D/WHSg[ 編集]
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