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いつの間にやら毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居&ライブ・ときどき旅をメインに、日々の記録を積み重ねています。
想像力
2010年08月15日 (日) | 編集 |
どの出版社の国語の教科書でも、戦争教材が入っている。
たいてい、1学期末あたりに授業で扱うようになっている。
それは終戦記念日を意識してのことだと思う。
夏と言ったら戦争教材。商売柄、なるべくたくさんの資料に触れようと意識している。
…いや、商売柄というより、単純に知りたいんだな。

今日は朝から玉音放送の全部というのを初めて聞いた。テレビの有り難さ、原文と現代語訳を見ながら。
今まで「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」ってところしか知らなかったのだけど、全部の現代語訳を読んだら『昭和天皇、辛かったんだろうな』って思った。なんつーか、思ったよりも、血の通った文章だと感じた。
ものすごく言葉を選んで吟味しているし、その中にも心情がにじみ出ているような、大変失礼ながら名文だと思った。

7時からテレ東の「戦争はなぜはじまって、どうやって終わったのか」(だったかな?)という特番を見た。池上彰さん、お気に入りだし。
いやー。これはかなりいい番組だった思う。3時間釘付けだった。
知らなかったことをたくさん教えてもらった気がする。
最後に池上さんが「戦争を始めるのには沢山の伏線があって、そして一度始まった戦争を終えるのはとても難しい」って言っていたのが印象的だった。
裏で「真夏のオリオン」をレコーダーに録画したので、後日見ようと思う。

私は戦争が終わって20年以上経ってから生まれた人間だから、もちろん戦争体験はない。
そんな私が戦争のことを語るのはおこがましいとも思う。
でも毎年この時期には、戦争の特番を見て、資料を読み、想像してみる。
自分が得た「点」の情報をつなぎ合わせて、想像力を駆使して戦争教材に立ち向かう。
若人たちに引き継いでいかなければいけない、という使命のような思いがある。
ジョン・レノンは戦争のない世界を想像してみよう、と歌った。
想像力のもつパワーを信じたい。
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