2006年11月21日 (火) | 編集 |
オトコオンナのミカと、双子の兄ユウスケ。
小6の二人とその家族の物語が『ミカ!』。
その後、中2になった二人とその家族の物語が『ミカ×ミカ!』。
おもしろい。
子供時代真っ只中の「子供」にも、かつて子供時代を過ごした「大人」にも、きっと共感を持って読み進めることができる作品だろう。
個人的に(いや、おそらく大部分の方々も)一番興味をひかれるのは、ミカとユウスケの成長する姿。そして、それに一役買う不思議な動物たち。
『ミカ!』に出てくる正体不明の「オトトイ」も、『ミカ×ミカ!』に出てくる人語をしゃべるインコ「シアワセ」も、ネーミングからしてとてもチャーミングだ。
読み終わって思わず、「いいなー小学生!」「いいなー中学生!!」とつぶやいてしまう、素敵な読後感の作品だった。
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