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いつの間にやら毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居&ライブ・ときどき旅をメインに、日々の記録を積み重ねています。
荼毘
2011年05月13日 (金) | 編集 |
P5133432動物病院で紹介してもらったペット葬儀社に、咲夜さんを乗せて車で行った。
ひとにぎりの食事とお花を納棺できる、というのでササミを持っていった。
彼女は食に頓着する子だったから。
家を出る前に他の猫たちを呼んでお別れをさせようと思ったが、彼らは遺体には興味を示さなかった。生きていた時はニオイをかいだり体をなめたりしてたのに。分かるんだな。
嘘のように固くなった咲夜を、黄色いタオルでくるんで連れて行った。

P5133436火葬場で線香をあげて、咲夜さんとお別れした。
葬儀社の方の手際があまりに良すぎて、笑える。
私もだ。今朝亡くなったばかりだというのに、もう火葬。手際良すぎ。
待合室で1時間、ボーっとしているうちに咲夜さんはお骨になった。
小さい咲夜さんの骨が、部位ごとにきちんと整えられてトレーにのっている。
骨の説明をうけながら、あんなに体が弱かったのに骨は丈夫だったんだなー、としみじみ思った。
きれいな、きれいな、骨だった。
彼女はずっと大所帯で暮らしてきたから一人だと淋しいかもしれない、と思って、共同墓地に納骨することにした。
でも全て無くなってしまうのは私が寂しいので、骨の一部をカプセルに入れて持ち帰ることにした。
上顎の歯の骨を選んだ。あれだけ酷い口内炎でも生き残った歯は、最期まで頑張った咲夜さんの象徴のような気がしたから。
歯の骨をカプセルに入れ、残りを箸でつまんで一つ一つ納骨する。意外としっかりしている。彼女らしいや。
そしてカプセルだけが手元に残った。

帰宅すると、猫たちがものすごい勢いで甘えてきた。
今週に入ってから私がずっと咲夜にかまけていたので、彼らなりに遠慮していたのだろう。
そういえば、つかず離れずの距離で、でも決して無理矢理私に甘えてきたりはしないでいた。
そうかー、あんたたちなりに我慢していたんだね。
ちゃんと咲夜さんに、私を譲ってあげてたんだね。
えらかったね。ありがとうね。

P5133435咲夜さん、享年8歳。
地味で、健気で、ビビリで、不器用で、寡黙で、控えめで、おとなしくて、滅多にワガママをいわないお嬢さん。
最後の最後で、たくさん甘えて、たくさん頑張って、やっぱりおとなしく穏やかに旅立った咲夜さん。
8年間、一緒に暮らしてくれてありがとう。
幸せな時間を、ありがとう。
いつかまた会おうね。
そのときまで、少しだけバイバイ。

今日だけは、ちゃんと悲しもう。
明日からは、日常にもどろう。
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コメント
この記事へのコメント
No title
うんうん 悲しんであげよう そうして時々思いだしてあげよう しっかりお別れ出来たから 大丈夫



「ペットはね おうちに福をもたらして 悪しきことを吸い取って天に昇って行くんだよ だから大事に大事にね」って私の母が言ってたことがある

 ちゃんと見守ってくれて 良いこともきっと天からプレゼントしてくれるよ
2011/05/13(金) 22:49:00 | URL | かのん #79D/WHSg[ 編集]
No title
。。。8才!



10歳だって20歳だって、80歳だって100歳だって、大切な命をなくすのは悲しいよ!

そんな大切な日に、仕事に行けたのかべにおかあちゃん!なんて偉いんだなんて立派なんだ°・(>_<)・°

そんなに頑張らなくていいんだぞ!

咲夜さんも偉かったね°・(>_<)・°

°・(>_<)・°

°・(>_<)・°

もう苦しくないね°・(>_<)・°

5にゃんも偉かったね!!!
2011/05/13(金) 23:20:00 | URL | たま #79D/WHSg[ 編集]
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