不定期更新のつもりが毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居をメインに、日々の記録を積み重ねています。
2016-01-17 (日) | Edit |
<前回のあらすじ>
阿波しじら反物の出自と水通し。

<理系脳と文系脳。12/27>
…これは、もしかしたら阿波しじらの水通しよりも前の出来事だったかもしれない。
いつものように着物部屋でおしゃべりをしていたのだな。今回の合宿はたまさんが付け帯を作るというのが目的なので、持参した帯を広げてリバーシブルで作るには…なんて話をしていたのだよ。
私:「そうそう、たまさん聞いてー! これが、こないだブログで記事にした『若気の至りー(←赤毛のナタリーのアクセントで)』帯なのよ!」
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たまさん:「ほうほう、で、何が若気の至りーなのさ?」
私:「こっちの、いつもの付け帯と比較してみてくださいな」
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たまさん:「比べると、お太鼓部分がえらく長いね。で、胴巻き部分が短くて…テの部分がないんだ」
私:「そうなのよ!」
たまさん:「これでどうやってお太鼓にするの?」
私:「よくぞ訊いてくれました。お太鼓部分をこう、ひっくり返して…普通の名古屋帯みたいに△に折るんですわ。折った方がテになります。折りを固定するために、安全ピンで留めます」
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私:「そんで、タレの方をお太鼓に畳んで、△部分を折って載せる…と」
たまさん:「ああ、この△の下に帯枕が入るわけね」
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私:「そう。で、余ったテを折り込んで、お太鼓の下線に通す…ひっくり返すと、ほらお太鼓」
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たまさん:「なるほどー! あー、でも確かにいつもの付け帯より面倒かも」
私:「でしょー? 実際、この作業を背中でやると面倒なのよ。それに△とテがもたもたしちゃって、形が整わないのっ!
たまさん:「いつもの付け帯は…」
私:「胴巻き+テをお腹に巻いて紐で結んで、タレは上を折って帯枕を入れて下は折りたたんでお太鼓の形にして」
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私:「お腹に巻いたテをお太鼓の下線に差し込んで…ひっくり返すとお太鼓完成」
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たまさん:「うん、やっぱこっちの方が楽だね」
私:「そうなの! 形もしっかり決まるし」
たまさん:「じゃあ、なんであんな付け帯にしたの?」
私:「それは…やっぱ、オリジナルに挑戦したいっていうか、実験したいっていうか…」
たまさん:「(爆)なんで! これがいいって方法があるんなら、わざわざ実験しなくたっていいじゃない!」
私:「なんかさ、ひらめいちゃったのよ、この方法が。そうしたら、もう、試さずにはおれない…」
たまさん:「どわっはっは! 理系だねー! やっぱ、べにおさんは理系脳だわよ。文系脳は、試そうとか思わないもん」
私:「付け帯の新たなる可能性を追究、って言ってくれない?」
たまさん:「はいはい、追究ね…くっくっく」
私:「でさぁー、この胴巻き部分も『若気の至りー』なんだよね」
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たまさん:「…なんで袋状になってるの?」
私:「帯板入れ」
たまさん:「は?」
私:「テをつけなくていいんだから、胴巻き部分は短くていいだろう!って考えて、ウエスト二重巻き分の長さをとらなかったの」
たまさん:「あー、だからあんなに胴巻きが短いんだ」
私:「でもウエストに一重巻きじゃ帯板を挟めないから、袋状にしてこの中に帯板を入れるようにしよう~と」
たまさん:「ぶふぉっ!(爆)」
私:「若気の至りーだわ、全く。考えが浅はかなのよ。理屈だけで作ってるから…締め心地がサイアクよぉ! これはもう、作り直すしかないなーと思ってるんだ-」
たまさん:「どう作り直すの?」
私:「そりゃー、普通の…いつもの付け帯に」
たまさん:「(爆)(爆)(爆)ひーーーーー、笑いすぎてお腹痛いーーーーっ!」
私:「若気の至りーだよね…この頭でっかち加減が」
たまさん:「若気の至りーって言うより、理系脳の招いた悲劇よね~いや喜劇か(笑)」
私:「むきーーーーーーー

…なんと申しましょうか、私は「こうしたらもっと楽なんじゃね?」とか「こうやったらもっと良くなるんじゃね?」とか「仮説」を立てるのが好きなんですな。
着付け本とか読んで実践してみても、「ここをこうしたらもっと…」とつい考えてしまって、で、思いついたら「検証」したくてたまらない(笑)。だから、毎日着物を着ているっつーのに、新しい着付け本とかみつけるとつい買っちゃう。作り方を知っている料理でも、レシピ検索して未知の作り方を探してしまう。だって、「検証」したいから(爆)。それが、たまさん曰く「理系の考え方」なのだそーな。
私:「えーーー、そうかい? この考え方って、理系なの? みんなこういう考え方するんじゃないのー?」
たまさん:「いやいや、私みたいなバリバリ文系の人間は一つの方法を理解したら別の方法を『検証』したいなんて考えないもん」
私:「そうなのーーーーーっ?! え、じゃあ、仮説も立てないの?」
たまさん:「立てない、立てない(笑)」
私:「実験して検証も…」
たまさん:「しないってば(爆)」
そ…そうだったのか…。
ま、でも、確かに私は「仮説→実験→検証→考察→再実験…」ってのが好きだなぁ。着付けにしても、料理にしても。それで新しい方法にチャレンジして、失敗することも多いけどねー(笑)。
<ようやく12/27分の記事が終了。その5へつづく>

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コメント:
この記事へのコメント:
赤毛のナタリーってフリオ異グれし明日
じゃなくてフリオイグレシアスですか。
若気のいたり~♪
楽しすぎます。
ちなみに。私もおかしな実験はしたくなる方です。
百聞は一見に如かず。
でもたいていは面倒くさい気持ちが勝つので実践せずに考え続ける。かも~。
2016/01/17(日) 21:03:23 | URL | ほあかばりきるま。 #-[ 編集]
私もやってみるかな。
でも、帯とかだと折り紙で済ましちゃう。

「若気の至り~帯」、お太鼓部分は窓付き枕を使うと簡単そうですよ。
手ぬぐいつないで(仮)やってみようかな。
ちなみに、祖母の半幅とか名古屋帯(曾祖母のか?)、ポケット付いてるのありますよ。便利です。
小銭入れとか…と聞いたことありますが、私はハンカチとかヘアピンとか髪ゴムとか…です。
2016/01/17(日) 22:33:15 | URL | 天鼓 #-[ 編集]
ほあかばりきるま。さん
フリオ異グれし明日…こう変換する方がよっぽど難しいってば!(爆)
いやー、いましたねぇ、フリオイグレシアス。「ナタリ~~~~♪」って、美声で世の女性をめろめろにしてましたな。あれって、「赤毛のナタリー」でしたっけ? いかん、記憶が…。
「おかしな実験」というのも言い得て妙ですな(笑)。ええ、おかしな実験ばかりしてますわ、ワタクシ。ほ~さまもおかしな実験をやって、理系仲間になってぇぇぇぇ♡
2016/01/18(月) 19:41:30 | URL | べにお #-[ 編集]
天鼓さん
窓付き枕ですか…以前たまさんがお持ちだったので使い方を教えていただいたのですが、もう忘れちゃった(笑)。わざわざ「若気の至りー」帯のために買うのもアレですしねぇ。
ま、使い慣れた付け帯仕様に作り直しますわ~。わはー。
へえ、帯にポケットがついているのもあるんですねぇ。知りませんでした。
2016/01/18(月) 19:46:54 | URL | べにお #-[ 編集]
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