不定期更新のつもりが毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居をメインに、日々の記録を積み重ねています。
私の和裁はこんなんだす。
2016年07月23日 (土) | 編集 |
えー、先日コメント欄にて質問を受けましたので、以下ご回答したいと思います(ブログネタの提供ありがとうございます/笑)。
私はこれまでに10枚ほど単衣着物を仕立ててますが、すべて本による独学ですー。
なので、あくまで経験にだけ基づいた回答ですが、ご参考になれば幸いです。

まず、「最低限綿の単衣を縫う道具は?」について。
私が普段使っているのは、こんな感じです。
P7205039.jpg
①マイバイブル『はじめての和裁』本
②ヘラ台。こればっかりは、和裁の為だけではありますが購入した方が良いです。
③定規。50センチと15センチ。裁断や印付けに、長短あった方がやりやすいです。とくに50センチの方は裁断で布目を揃えるのに使うので必須かと。
④裁縫箱。針山、まち針、縫い針、糸、糸切りばさみ、メジャー、チャコペン…あたりは必須。
P7205042.jpg
⑤裁ちばさみ。
⑥袖丸み型。「ポケットメーカー」なんて商品名でした。袖の丸みを作る時、きれいに作れます。厚紙で自作も可らしい。
P7205041.jpg
⑦くけ台&かけ針。和裁ならではの道具なのですが、私にとっては半衿付けにも欠かせない便利グッズです。使い慣れれば非常に便利ですが、たまさんはこれ無しでも出来ていたので必須ではないかも。
あとは、⑧ミシン ⑨アイロン …ってところですね。
和裁だから、とあえて買い足すとしたら②ヘラ台、⑥袖丸み型、⑦くけ台&かけ針(ちなみにこの2つは、それぞれ単品では役に立ちません。あくまでセットで使います)、といったところでしょうか。それ以外は、縫い物をやる方だったらもともと家にあるものじゃないかと思います。

次に、「印つけ」について。
和裁本だと、反物を積もって裁断したら、パーツごとに重ねて一気にヘラで印付けをする…という手順になっています。
例えば、袖だったら両袖を重ねてヘラ台にのせ、定規で長さを測ってヘラをぐぐぐいっと押しつけて跡をつける、というわけです。
実際、私も最初の数枚はそれでやってみました。でもねー、ヘラでつけた印って(私には)見づらいのですわー。
一気に印付けをしてもいざ縫う段になると、どれがどの印だか分からない。
結局、縫う直前に本を見直して改めてチャコで印付けをして縫う。
…というのを何回かやったら、もう最初のヘラの印付けが面倒くさくなっちゃいましてね(笑)。
で、この頃は各パーツを縫う直前に、その都度本を見てチャコペンで印を付け、チャコペンの線が消える前に一気に縫う!という方式でやっています。ええ、ちゃんとした和裁士の方からしたら暴挙だと言われることでしょう(笑)。
パーツを縫う度に一々印位置を計算するのも面倒くさいので、あらかじめ本に直接マイサイズの印位置を書き込んじゃってます。
P7205040.jpg
こんな感じ~。どうせ自分の着物くらいしか縫わないんだから、いいんです。
(ちなみにたまさんの単衣を縫った時は、本のページをコピーして赤ペンで印位置を書き込んで使った~)

あと、手縫いでやるところとミシンでやるところを使い分けています。
例えば、背縫いや袵付けなどの直線部分はミシン、袖丸みのぐし縫いや各くけは手縫い…という具合に。
なるべくミシンを活用するようにすると、和裁のハードルが下がります(笑)。

以上、ご回答になったでしょうか?
あ、ちなみに『はじめての和裁』本は、DVDを観てはじめて知るという部分もたくさんあります。
少なくとも私は、本を読んだだけじゃ理解できない部分が多く、DVDを観てようやく理解できました。
なので、本とDVDを繰り返し観て、少しずつチャレンジしてみてください。ご健闘を祈ります♪

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コメント
この記事へのコメント
本はありますが・・・
べにおさん、こんにちは
旅はリフレッシュ出来ましたか?(^o^)
私もその本は持っていて、ないのが、ヘラ台とポケットメーカー?くらい。すぐにでも出来る状態だと、ハッとしました(^^;。お直ししたいモノなど溜まってしまい(=使えないけど捨てられないモノ)それが山になってて、何とかせねばなのですが。確かに、直線部分をミシンで縫ってしまえば何とかなるって気がして、ちょっとハードルが下がりますね。長い目で頑張りたいと思いますー(^o^)
2016/07/24(日) 12:13:50 | URL | ふでぺん #iWX6Rsqc[ 編集]
親切ですね。さすがです。
先生は、親切ですね、きちんと説明するのですね、このブログの魅力なのかも。

実は私もこのブログでこの本を知り買いました。本を見るだけではちんぷんかんぷんでDVDは必須ですね。

6回で浴衣を仕上げる教室に通い仕上げましたが、先生にお願いして自分のやりたい和裁を続けています。ちょうど、二枚自分サイズの浴衣を仕上げました。
教えてもらっても、家にかえると⁇なかんじです。多分、先生と年齢は近い気がします。
2016/07/24(日) 15:44:34 | URL | よん #-[ 編集]
ふでぺんさん
お気遣いいただき、有り難うございます~。
あい、魚三昧の1泊2日、かなりリフレッシュすることができました♪
『はじめての和裁』本は、お持ちになっている方が結構いらっしゃるのですね~。私はこの本は、かなり丁寧で親切に書いてくれていると思います。なにより、必要最低限の情報がシンプルに書いてあるのが良いなと思います。
ただ、この本は反物からのお仕立てには向いていますが、お直しとなるとちょっと情報が少ないかもしれません。もしくは、この本をベースに想像力を発揮して応用する必要があると思います。
あとは、手持ちの着物をよく観察しつつ、お直し頑張ってくださいませ~。
2016/07/24(日) 21:53:43 | URL | べにお #-[ 編集]
よんさん
親切ですか? うーん、おそらく長く中学生相手に教えているもんだから、職業病としてきちんと説明しちゃうんだと思います(笑)。
まああ、よんさんったら拙ブログの影響でこの本を購入されたのですか! うはー、なんか責任重大…? ま、でも、いい本だとは思いますが。DVD観ないと、本だけじゃ説明不足なところがありますよね~(笑)。
和裁教室に通われたのですね。たぶん、『はじめての和裁』本とも少し違うご指導だったのではないかと思います。和裁の本によっても、教え方が様々ですので。「自分のやりたい和裁」を教えていただけるのだったら、それはいいなぁ~。
2016/07/24(日) 22:00:08 | URL | べにお #-[ 編集]
ありがとうございます!
べにお先生、丁寧にありがとうございました。本はやっぱり同じ本でした。DVDを見ましたが、超初心者の私には速すぎてよく分からず・・・縫いながら見ようと思っています。
道具はやっぱりいくつか購入することにしました。印付けは本に直接マイサイズを記入すれば良いのですね、ナイスアイデアです!
先日先生の真似をして、阿波しじらを水通ししました。
手触りさっぱりしました。
まずはいくつか道具を購入します。ありがとうございました。
2016/07/25(月) 16:33:49 | URL | チーズ母 #7r4xH7r6[ 編集]
チーズ母さん
どういたしまして〜。こちらこそ、ブログネタのご提供ありがとうございました!(笑)
DVDは一時停止を駆使して、確認しながら繰り返し見ると理解が早いですよ〜。焦らず、少しずつ頑張ってくださいね。
自分で仕立てた着物って、ちょっと特別な一枚になりますよ♪ それに、自分で仕立ててみると、着物の構造が分かるようになるので、色々な応用が利くようになります。やって損はない(笑)ので、試しにやってみて下さい。
2016/07/25(月) 20:33:30 | URL | べにお #-[ 編集]
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