不定期更新のつもりが毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居をメインに、日々の記録を積み重ねています。
歩きまくって谷根千散策。その2
2016年12月27日 (火) | 編集 |
前回のあらすじ>
12/23の朝、思い立って「山岸凉子展」に行った~。

さて、目的は山岸凉子展だったのだが、弥生美術館はそもそも「高畠華宵(たかばたけかしょう)」の画が常設展示されている美術館らしい。
1~2階で山岸凉子展を見て、3階に行くとそこは高畠華宵展だった。
(※画像はグーグルさんから借用。実際に展示されていたものとは異なります)
de1177b8afc5b4fa24cb0ab8e1b159ca.jpg
あー、見たことあるわ、この人の絵! これが高畠華宵なんだー。なんだか、横溝風味だったわよ、あすかさん(笑)。
大正~昭和の絵らしく、着物姿が多い。ほー、これは面白い♪
袖が長く、衿合わせはかなりキツキツに深く合わせる。胸高に締めた帯はウエストのくびれで自然に曲がり(帯板なんてなかったんだろうしね)、帯揚げは帯の上部にかぶさるようにたっぷりと出している。おはしょりはぽってりもこもこ。
なーるーほーどー、現代の着付けで「美しい」とされている着方とは随分違うなぁぁぁ。
一度、この着付け方で着てみたいもんだ。と興味がわいたわよ♪

一旦2階におりて、連絡通路を通って隣接した「竹久夢二美術館」へ行く。
(※同じく、画像はグーグルさんから借用。実際に展示されていたものとは異なります)
bin0607261206190010[1]
高畠華宵とほぼ同じ頃なので、やはり着物姿が多い。で、こうなるとまた着付けを見ちゃうんだなー。
竹久夢二の美人画は、衿元はかなーりゆるゆる。「衿合わせ」とは呼べないくらい、衿ががばっと開いているモノ多数で、立体的なフォルム。これ、現代だったら「みっともない!」って一蹴されてしまいそうだなぁ(笑)。胸元みえちゃいそー。帯は、高畠華宵同様にやわらかく「くの字」に曲がって、結び方もふんわりぼんやりした形のものが多い。
注目ポイントのおはしょりは…あらま、対丈で着てるのが多いわ! そうかと思うと、借用画像のように腰紐がのぞいちゃってるのもあったりして。袖口から襦袢も出てるし、こいつぁー大らかだ!
なんかねー、両者の着方を見ていたら『現代の着付け事情はギッチギチやなぁ』という気がしてきたよ。いろんな着付けがあってしかるべきなんじゃん? とかね。画一的に、シワ一つなく、半衿は1㎝のぞかせ、おはしょりは1枚にして真っ直ぐ整えて、補整バリバリで着るべし!ってのは、やっぱ不自然だよなぁぁぁ…と改めて思ったさ。
着物はこうあるべし、ってのは、着物を着なくなったからこそ出来上がった価値観なんだろうね。
<なんだか、珍しく着物ブログっぽいこと書いちゃったわ(笑)。その3へつづく>

火曜日は風花さんバナー。やっぱりふうちゃんが一番可愛いのよ! 2つともポチッとしなさいよ!
br_decobanner_20110609233723にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村
関連記事


コメント
この記事へのコメント
ああ この横溝風味の絵 たまりませんわあ〜(≧∇≦)

もう絵の顔があすかさんにしか見えない(笑)

この絵をたっぷり見てみたいですわ〜♫
2016/12/28(水) 23:59:06 | URL | てんてん #-[ 編集]
昔の着付け(の画)を見ると緩やかだったんだなあって思いますよね。
深層の令嬢であろう女性のポートレートですらぐったり着付けですもん。
考えてみりゃそりゃそうですよね。
だってその格好で日常を過ごしていたんだから。
今のきちきち着付けで一日過ごそうと思ったら結構窮屈だし、ましてやおさんどんとかしようと思ったらそりゃもうきっちり着付けていたってグダグダになりますもんねえ。
タイムマシンがあったら昔の人達がどんな風に着物で動いていたか見てみたいものですね。
2016/12/29(木) 18:16:36 | URL | ほあかばりきるま。 #-[ 編集]
てんてんさん
あ、やっぱり横溝風味ですよね?(笑)
高畠華宵は、美人画の書籍とか何冊か出ているようです。美術館内に「ご自由にご覧下さい」状態で置かれていました。
インターネットで「高畠華宵 イメージ」と検索すると、いくつかの画像が見られますよ~。ごらんあれ。
2016/12/29(木) 21:10:27 | URL | べにお #-[ 編集]
ほあかばりきるま。さん
そうなんですよー。
美人画でこの着付けってことは、こういうグズグズの着付けが美しい、もしくはグズグズ着付けで構わない、という認識だったからだと思います。私もこういう画をたくさん見ているうちに、肉感的でこういうのもいいね~♪と思いました。
キチキチ着付けは、晴れ着としての着付けで、動かないこと前提なんじゃないかなーと思いますねぇ。そのあたりも、不自然さを感じるポイントです、私。
でも現代においては、世の中に出回っている着付けがキチキチばかりだから、大らか着付けは排除されがちなんでしょうなー。着る物に、どれが正解でどれが不正解なんてないはずなのに。
世の中全般、そういった傾向があるように思います。もっと大らかでいいと思うんですがね-。
2016/12/29(木) 21:17:23 | URL | べにお #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する