2008年03月05日 (水) | 編集 |
先月はとにかく鬱がひどくて、1回も行けなかったのだ。
今日のお点前は「続きお薄」。濃茶を点てた後、連続して薄茶を点てるというお点前。しかも長緒。うげー、めんどう…。
でも今日は先輩のお弟子さんが先にやって下さったので、私は予習をしてからお点前をしたことになる。…それでも間違えたけど。
いやー。美味しいお菓子と美味しいお茶をいただいて、心もお腹も満足した。
鬱のときにはお稽古の「~しなくちゃ」が堪らなくストレスなのだけど、心に余裕があるときはその決まり事が気持ちいい。背筋がしゃんとする。
そうそう。お稽古に車で向かっている時、渋滞にはまってスゴく胸がザワザワした。
『こんなに混んでるなんて。遅れちゃう。先生も先輩もお待たせしてしまう。それでなくても久しぶりのお稽古なのに。先生に不快な思いをさせてしまったら、どうしよう…』
と、思考がグルグル渦を巻いて、更に一層自分を責め立てた。
ここで、ハッと気づいた。これが「考えすぎの女たち」ってヤツじゃん? 事実は道が混んでいるってだけで、あとは私の妄想にすぎないじゃん。落ち着け、自分。先生や先輩は、たかが数分遅れたくらいで私を咎めたりしない方たちじゃないか。第一、遅れたらそのことを謝罪すればいい。道が混んでいるのは、私のせいじゃない。
「ま、いっか!」と敢えて口に出して言ってみた。すると、胸のザワザワがすーっとひいていった。
なるほどねぇ。私はいつもこうやって、ストレスを余計に強大なものに仕立て上げているってことね。
なんか、腑に落ちた。
画像は今日のお菓子。「桃の里」と「花園まんじゅう」。
どっちも美味しかったよ~♪
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