FC2ブログ
いつの間にやら毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居&ライブ・ときどき旅をメインに、日々の記録を積み重ねています。
今年の誕生日に思うこと。
2020年06月25日 (木) | 編集 |
6月25日は、私の誕生日だ。
そしてさらに、父の命日でもある。
まったく、よりによって娘の誕生日に逝かなくたっていいのに!と父を恨むが、
おかげで一生、父の命日を忘れることはなくなった。
そんなわけで、誕生日と命日が重なったこの日は、毎年「生と死」について考えてしまう日である。

なんで生きてんだろうってすげえ思う。
そう思うってことは、生きているのがシンドイのだ。
脳みその調子が悪くなると、ぐるぐると止めどなく自分をいじめてしまう。
自分は嫌われて当然のサイテーな人間で、生きているだけで申し訳ない。
周りに迷惑をかけるばかりだから、いっそ消えてしまった方がいい。
いや、どうか消えさせてくれ。この苦行から、逃れさせてくれ。
なぜいつまでも生かしておく?
なんで いなくなりたいと願う私が生かされていて、
ちゃんと家族を作って周りからも愛された友や、
これからの未来を待ち望んでいた まだ若い教え子や、
人間的な魅力に満ちた恩師たちが、先に逝ってしまうのか。
そういえば父もまた、地元の患者さんたちに愛された歯科医師であり、学生に慕われた大学講師だった。
なのに、早々と逝ってしまった。たくさんの人に悲しまれた。
どうして彼らは死に、私は生きているのか。
私が生きていることに、意味はあるのか。

「人生に意味なんてありません。『生き甲斐』なんてペテンです。」
…と言ったのは、哲学者のひろさちやだ。
きっとそうなんだろう。生まれたから生きている、それだけで十分なのだろう。
生まれたついでに生きる、それくらいが丁度良いのだろうと思う。
我が家の猫たちを見ても、ついでで生きてる感しかない。
彼らは生きてるから生きてるだけで、旅立つときもまたそれを素直に受け入れている。
あっぱれ。猫たちからは、学ぶことばかりだ。
生きるということは、自分の意思でどうこうできるものではないのかもしれない。
死のうとして死ねなくて、バカみたいに笑いながら泣いた朝。
生きているのではなく、何かに生かされているのだと思った。

いつ死んでも構わない、今すぐに消えても構わない、と思っているくせに
料理をし、食事をし、明日の用意をして、寝ている。
トイレットペーパーやシャンプーの在庫がなくならないように、買い物に行く。
数ヶ月先のライブチケットを申し込んだりする。
日々の活動は、すべて「生きているはずの明日」に向けてのことばかり。
まったくもって、奇妙なものだ。
だけど、
美味しく料理できて「また作ろう!」と思ったり、
生徒と授業でバカ話をして大笑いし「次もこうやろう!」と思ったり、
素敵な音楽を聴いて「もっと聴きたい!」と思ったりする瞬間は、とても愛おしく感じる。

しゃべじじ(=島爺さんの生ラジオ)の最後に「また来週まで生き延びましょう」と言われると、毎回ほっとする。
あと何十年も生きなければいけない、と考えると憂鬱で息苦しくなるが、
ひとまずあと1週間生きてよう、と考えると生きるのが少し楽になるからだ。
その積み重ねで、結果として長生きしてしまうのだったら、生きることは苦行でなくなるかもしれない。

毎年誕生日には憂鬱な気分になって体調を崩す。今年は少しマシな方だ。
それでも、先に書いたようにアレコレ思考を巡らしてしまうのは変わらないが(笑)。
思春期の中高生のように、いまだに青臭いことで悩んでいるわ。やれやれ。
ひとまず、また年をとった。私はまだ生きている。

木曜日は空良くんバナー。あんぽん、あんぽん、あんぽんたーん♪ お帰り前に2つともポチッとしていただけると嬉しいです♪
br_decobanner_20110611220432にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村
関連記事

コメント
この記事へのコメント
お誕生日おめでとうございます。
お誕生日おめでとうございます。

人にたくさん愛された方が早く旅立ってしまうのは、神さまにもたくさん愛されたから、天国へ呼ばれたのかも…。そう思うと、今もこの年齢まで生きている私達って……という気もしますが、私達は愛猫達のために、最後を看取るまでは長生きしなくては。

私は時々、愛猫達は飼い主をこの世に留めるために存在しているのかもしれないな、と思います。

2020/06/25(木) 23:26:18 | URL | マリー #o/PXu/q6[ 編集]
遅くなりましたが
べにおさん、こんにちは
お誕生日おめでとうございます。私も色々あって親とは縁を切っておりますが、色々考えたり悩んだり、それが人生、と思って自分なりにやってます。お料理の事とかいつも参考にさせて頂いてますよ、ありがとうございます(^^)
2020/06/26(金) 13:16:44 | URL | ふでぺん #iWX6Rsqc[ 編集]
マリーさん
神さま、引きが強すぎますって(苦笑)。
そう、猫たちを看取るために生きないとですね。
彼らに引き留められて生きてる、非常によく分かります。
猫たちが私の人生のストッパー。
2020/06/26(金) 21:27:19 | URL | べにお #-[ 編集]
ふでぺんさん
どうも有難うございます。
ほんと、いつまでたっても悩みというものはなくならないものですなぁ…。自分が中学生の頃は、「大人になったら、こんなことで悩んだりしなくなるんだろうな」って思ってたんですけどね(笑)。
拙ブログがご参考になるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。あざます、あざます、あざます。
2020/06/26(金) 21:29:48 | URL | べにお #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する