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キッズ・ケータイ
2006年03月18日 (土) | 編集 |
「携帯」が「携帯電話」を指す言葉になり、さらに「ケータイ」と発音されるようになって久しい。
ほんの10年前までは、携帯電話なんてよっぽど限られた人しか持っていないものだった。しかもそれはショルダーバックのように巨大なシロモノで、「携帯」するには不便きわまりなかった。
それが今や、誰もがポケットに携帯電話をつっこみ、新機種が数ヶ月おきに発表され販売されている。販売価格も急落し、中学生や小学生までケータイをもっているのが当たり前の世の中になった。

最近発売された目玉商品が「キッズ・ケータイ」だ。
一時期シニア世代をターゲットとしたケータイが市場をにぎわしていたが、おそらく新しい市場を開拓しようという腹づもりなのだろう。
この「キッズ・ケータイ」、防犯ブザーつきで暗証番号の入力無しに電源を切られると、保護者へ自動的に連絡が入り、さらにケータイの所在地をナビゲーションしてくれるという。
新商品発売にさきがけて、テレビでは小学生の子供をもつ親にインタビューをしていた。
「これなら安心できますね」「ぜひウチの子にも持たせたい」
キャッチコピーは「初めてのケータイ」、だ。
…なんとなく、空恐ろしい感覚にとらわれるのは、私だけだろうか。
ケータイを持たせて安心するのは、親の自己満足ではないのか。
確かに幼児・児童を狙った、残虐な犯罪が多発している。
ゆがんだオトナが子供たちを襲う事件が起こっている。
だが、子供の安全をケータイごときで守ろうというのか?

ケータイ会社が悪いわけではないが、何か釈然としない気持ちがするのだ。凶悪犯罪に便乗して金儲けをしようとしているようにさえ感じてしまうのだ。
子供たちが防犯ブザーを持ち歩かなければいけない世の中なんて、なにかおかしい。下校時に寄り道もできない社会なんて、それ自体が変じゃないのか。
個人情報保護法も違和感を感じる。同じクラスの友達の住所も電話も知らないで、ケータイのメルアドだけ知っている関係って、何?

ほんの10年間で、そこまで人は悪人になってしまったのだろうか。
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