日記を書きたいなら、子供時代を振り返りたいなら、どうぞ自由に書いてください。ノートくらいいくらでも送りましょう。
でも、決して私に送りつけたり、私宛に遺したりしないでください。
私は読みたくありません。
あなたの人生を私に押し付けないでください。

編み物をしたいなら、どうぞ自由にしてください。道具も毛糸も送りましょう。
でも、編み上がった作品を決して私に送りつけたりしないでください。
要りません。むしろ迷惑です。
あなたの自己満足を私に押し付けないでください。

冗談でも大袈裟でもなく、私はあなたと関わると具合が悪くなります。
だからなるべく関わりたくありません。
兄貴の負担を減らしたいから、最低限の手伝いをしているだけです。
それでもあなたに関わると、精神が不安定になり体調を崩します。
だから電話は着信拒否設定にしています。
今回の手紙は、うっかり読んでしまって鬱状態になりました。
不快感や嫌悪感ではなく、あなたからの連絡は今では恐怖です。
感謝の言葉も、謝罪の言葉もいりません。
仕送りも、自分の罪悪感を減らすためにやっているだけです。
その罪悪感も、もともとあなたに植え付けられたものです。
私は自分を守るために、もうあなたと関わりたくないのです。

もしあなたが私に親らしいことを本当にしたいなら、どうか金輪際連絡をしてこないでください。
私が心穏やかに暮らすことを本当に願うなら、どうかもう私に関わらないでください。
お願いします。私を苦しめないでください。

発注されたノート・編み物道具・本・毛糸、承りました。
後日、発送いたします。
今後のご発注は、兄を通してお伝えください。ご利用ありがとうございました。

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って手紙を送ることができたら、どれだけスッキリすることか。