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いつの間にやら毎日更新。着物と猫と料理と映画&芝居&ライブ・ときどき旅をメインに、日々の記録を積み重ねています。
中原中也詩集
2006年05月31日 (水) | 編集 |
を、読んだ。
なんというか…言葉の持つパワーに圧倒されっぱなしだった。
数編の詩を読んだことはあったが、今回のように一気に読んだことはなかったからかもしれない。
正直、理解不可能な詩も多かった。でもそれは、私がまだ熟していないからだと思う。いつか、彼の言葉が腑に落ちる時が来るような気がする。
彼の詩にはいくつかの傾向があるが、私が理解できた詩はその中でも彼自身の内面を告白した形態のものだ。
とくに今回心に残った一節。

「ごく自然に、だが自然に愛せるといふことは、
そんなにたびたびあることでなく、
そしてこのことを知ることが、さう誰にでも許されてはゐないのだ。」

その通りだと思った。というか、思う以前に感じていた。
私が長い間考え続けていたことを、当時20代だった中也さんがあっさりと詞として紡いでいたことに、愕然とした。
やはり、彼は生粋の詩人だったのだ。
すごい。詩ってすごい。言葉ってすごい。
時代を越えて、時空を越えて、我々に語りかけてくる。
彼の作品を読んでいて、胸がドキドキして止まらなかった。そして、彼の世界を知りたくて何度も読み返した。まるで「中也中毒」にでもなったかのようだ。
彼の言葉には力がある。それは、間違いのない事実だと感じた。
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